歯磨き粉は絶対オーガニックがおすすめ！歯磨き粉の基本知識と選び方をご紹介します♪

あなたは普段どんな歯磨き粉を使っていますか？

化粧水やシャンプーをオーガニックでも、歯磨き粉はドラッグストアで買った普通のものを使っている方が意外と多いです。

ですが、私は歯磨き粉からオーガニックに変えて欲しいと思っています。

その理由と、歯磨き粉の基本知識をご紹介したいと思います。

オーガニック歯磨き粉は普通のものとどう違うの？

オーガニック歯磨き粉と普通の歯磨き粉の大きな違いは成分です。

どの歯磨き粉にも目的別にいくつかの成分が使われています。

目的を大きく分けると以下です。

・研磨剤…歯の表面の汚れを落として虫歯をふせぐ

・湿潤剤…研磨剤に適度な湿り気を与える

・発泡剤…歯磨き粉を泡立たせて口の中に歯磨き粉を拡散させる

・粘結剤…粉末成分と液体成分を結合させる

・香味剤…香りをつけて歯磨き粉を使い易くする

・保存料…成分の変質を防ぐ

これに有効成分が追加されると薬用歯磨き粉になります。

オーガニック歯磨き粉を選ぶポイントは以下の３つです。

①研磨剤
②発泡剤
③化学物質

それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

①研磨剤のメリットとデメリット

研磨剤は歯の表面を削って歯を綺麗にします。歯の表面に付着するステイン汚れにはとても効果的です。

（※ステイン…コーヒーや紅茶を飲むと歯の表面に茶色い汚れがつきます。これがステインです。）

ただ研磨剤は歯を削っているわけですから、毎日使い続けるとエナメル質を痛める可能性があります。

エナメル質とは歯の一番上にある硬い層のことです。歯の内側の象牙質や神経などを保護しています。エナメル質に傷つくと神経に刺激が伝わりやすくなって知覚過敏になることも。

しかも一度削られたエナメル質は復活しません。傷をつけないことが大切なんです。

特に子供の歯は柔らかく傷がつきやすいので、研磨剤入りの子供用歯磨き粉は避けた方が無難です。

歯の表面のステインなどの汚れは歯医者さんで落としてもらえます。

歯の未来を考えるなら安易な研磨剤は使わず、半年～1年に一度、定期的にで歯石と一緒に掃除してもらうのが良いと思います。

オーガニック歯磨き粉は、研磨剤は基本的に配合されていません。

②発泡剤のメリットとデメリット

発泡剤の役割は、歯磨き成分をまんべんなく口の中に広げること、爽快感・洗えた感を出すことです。

シャンプーやボディソープでも泡立つと「ちゃんと洗えた感」がありますよね。それと同じです。

本来それらに必要な泡は少量です。むしろ、なくてもケアとしては問題はありません。

歯の汚れを落とすのは丁寧なブラッシングです。丁寧なブラッシングで歯磨き成分を全体に広げられます。ただ「爽快感・洗えた感」がなくなります。

一般の歯磨き粉は過剰な泡で過剰に「爽快感・洗えた感」を与えています。その方が売れるからです。

すぐ「洗えた感」が手に入るとブラッシングが適当になりやすいです。結果、汚れは全然落ちていない、ということになります。

オーガニック歯磨き粉は、多くは泡立たないor少量で適度な泡立ちです。もちろん上記のようなケミカルな発泡剤ではなく、植物由来の発泡剤を使用していますから安心です。

特に避けたい発泡剤「ラウリル硫酸ナトリウム」

ラウリル硫酸ナトリウムは今や市販のほとんどの歯磨き粉に使われている発泡剤です。

なんとこちら、シャンプーや、洗車用洗剤にも使われている合成界面活性剤です。

…洗車用洗剤を口のなかに…？

さすがに一部で言われる発ガン性については否定されていますが、刺激のある成分であることは間違いありません。

体内に吸収されると細胞を傷つけたり、皮膚炎や口内炎の原因になるともいわれていますから、出来れば確実に避けることをおすすめします。

③化学物質のメリットデメリット

「化学物質」ひとまとめにしましたが、有効成分と呼ばれるものはたいてい化学物質です。

口臭予防や虫歯予防、ホワイトニングなど、通常の歯磨き粉だけでは不足しがちな効果を補っています。

たしかにプラス効果は期待できますが、身体への影響のある成分も多いことも事実です。

先ほども書きましたが、歯の汚れを落とすのはブラッシング、歯垢歯石は歯医者さんでケアできます。過剰な効果に惑わされないことをおすすめします。

特に頻繁に使われている、注意すべき成分をいくつか書きました。↓

フッ素

フッ素は「フッ化ナトリウム」の略です。虫歯を予防する有効成分です。

フッ素いりの歯磨き粉を使用すると虫歯になる確率が大きく下がる研究結果が多数あります。

市町村によっては幼児の歯にフッ素をてんぷすることで虫歯を予防することを推奨しています。

でも実は、フッ素の正体は神経毒です。

昔のヨーロッパではあばれ牛をおとなしくさせるためにフッ素を使っていたそうです。

また、アメリカでは子供フッ素を取り入れている子供とそうでない子供の間に学力差があったという報告もあるそうです。

フッ素に虫歯予防効果があるのは間違いありません。ですが…本当に使い続けて大丈夫でしょうか？

ポリエチレングリコール

ホワイトニング効果が期待できるポリエチレングリコールは世界で最もよく使われているプラスチックです。化粧品の乳化剤としてよく使われる合成ポリマーです。

…プラスチックで歯は肌をケア？

成分表示では「PEG-数字」という形で書かれていると思います。数字が小さいほど刺激があり、12以下になると旧表示指定成分です。

ソルビトール、サッカリン、アスパルテーム

これらは人工甘味料です。湿潤剤として使われています。

カロリーゼロの甘味料としてダイエット食品によく使われていますが、依存症や血糖値の上昇などに陥る可能性があることが指摘されています。

経皮毒の吸収率は口の中が一番高い

経皮毒という言葉を聞いたことはありますか？

皮膚を通じて体の中に毒（有害な化学物質）が入ってくることです。

身の回りにあふれるケミカルな化粧品には合成界面活性剤や合成ポリマーなどの体に有毒な物質が含まれています。

これらを日常的に使うと、体に蓄積されて様々なトラブルが起こると言われています。

・湿疹
・アトピー
・脳疾患
・子宮がん

などなど。

※経皮毒の影響については諸説あります

経皮毒は全身どこからでも吸収されますが、部位によって吸収率は違います。

口の中や性器などの皮膚が薄い部分は特に吸収率が高くなっています。

ですから口の中に使うもの、つまり歯磨き粉をよくよく見なおして欲しいんです。

オーガニック歯磨き粉を使うとどんな良い事がある？

ここまでは歯磨きのキホンとケミカルの怖さをご紹介してきました。

では実際オーガニック歯磨き粉にするとどんな良い事があるのでしょうか？

有害物質を吸収せずにすむ

まずはこれが一番です。歯磨き粉で健康を害するなんていやですよね。

オーガニック歯磨き粉に使われている洗浄成分は重曹（炭酸水素Na）、サポニン、シリカなど身体に優しい成分です。

決して研磨剤は使っていません。

味覚が正常になる

歯みがき直後にものを食べると変な味がすることはありませんか？それは歯磨き粉に含まれる合成ポリマーが味蕾（みらい）という味を感じる器官を傷つけているからです。

オーガニック歯磨き粉は合成ポリマーはまずは入っていませんから、歯みがき後の食事でも美味しくいただけます。

口臭ケアもできる

身体への優しさ優先でプラス効果は諦める…なんて必要はありません。オーガニック歯磨き粉には天然由来のケア成分が使われています。

天然ハーブで爽快感を与え、天然オイルで保湿すれば口臭ケア。

ソルトの天然の殺菌効果で歯周病ケア。

歯ぐきのエイジングケアを実現する天然成分だってあります。

家族全員で使える

身体に毒な成分が入っていませんから、子供からお年寄りまで誰でも安心して使えるのがオーガニック歯磨き粉のいいところです。

おすすめオーガニック歯磨き粉

私が使ってみておすすめできると思った歯磨き粉をご紹介します！

アルジタル(ARGITAL)グリーンクレイ歯みがき（ミント）

イタリアのシチリア島で摂れたグリーンクレイ配合の歯磨き粉です。

海洋性ミネラルたっぷりのクレイの微細な粒子が汚れをツルっと吸着してくれます。

本っ当に歯がつるつるになります。一度体験してみてほしいです！

ドクターハウシュカ(Dr.Hauschka)ソルトウォータートゥースペイスト

リズム製法で有名なドクターハウシュカの歯磨き粉です。

ブルーのパッケージが目印のメッドシリーズは、ホメオパシーに使用するハーブ薬品製造の知識と技術、それに最新の化学的所見に基づいて作られたシリーズです。

２種の特別な塩を配合で天然の浄化作用でお口を綺麗にします。

程度な泡立ちがあるので使いやすいです。味は優しいソルトです。

パックスナチュロン ナチュロンハミガキ

ファミリー向けのお財布に優しい自然派歯磨き粉です。

やや緑がかった色は緑茶エキスです。緑茶の殺菌作用でお口の中を清潔に保ってくれます。

強すぎないミントがほどよく口臭ケアにも役立ちます。

家族でオーガニック歯磨き粉デビューにおすすめな一品です。

他にもおすすめの歯磨き粉をたくさん掲載したまとめ記事もありますので、よければ参考にしてください。

随時更新します！

オーガニック歯磨き粉で爽やかなお口ライフ♪

歯磨き粉をオーガニックに変えてから食べ物が美味しくなったという人、口内炎や歯ぐきトラブルが減ったという人もいます。

口の中だけでなく、肌荒れやニキビが減ったという人も。

歯磨き粉は思っている以上に体身体全体に影響を与えているんです。

毎日口の中に入れるものですから、ぜひ一度見直してみてください。